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独立期のシンガポールにおける美術の動向と美術教育
[日本語]
著者
佐々木 宰
訳者
掲載書・雑名
北海道教育大学紀要(教育科学編)
副書名1
副書名2
特集名など
編者
雑誌Vol
68
雑誌No
2
雑誌通巻No
刊行年月日
2018年2月
発行者
発行地
ページ
P495〜P509
対象地域
関連地域
シンガポール
内容
第二次世界大戦後のシンガポールは,日本軍政から解放されてイギリスの直轄植民地となり,自治州時代を経て1965年にマレーシアから分離独立して共和国となった。独立直後,画家たちは,シンガポールに在住する自らの文化的なアイデンティティを追求しながら美術活動を展開したが,1960年代になると作家の関心は世界的な美術の動向に向けられた。学校での美術教育は,自治州時代に統一的なシラバスが教育省によって示され,民族を超えた統合的な文化的価値観として「マラヤ文化」が据えられた。しかし,独立後は,新しい多民族・多文化社会における文化的価値観を提示したシラバスは示されず,目標や内容が未整理な状態が1970年代を通して続いた。
備考
所蔵
北海道教育大学学術リポジトリ
リンク
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