年表一覧｜調べる｜アジア美術資料室

年表一覧

- 1899

植民地化と美術の西洋化

1900 - 1929

美術と政治の独立を求めて

1930 - 1949

近代美術運動の勃興

1950 - 1969

近代美術の成長と美術制度の確立

1970 - 1989

モダニズムの超克

1990 - 1999

国際舞台への登場

2000-

新しいメディアと自律的活動

2000-

新しいメディアと自律的活動

2000年

バングラデシュ

美術財団のギャラリー

ベンガル財団がベンガル・ギャラリー設立。

2000年

インドネシア

美術家組織〈ルアン・ルパ〉創立

アーティスト・コレクティブ、〈ルアン・ルパ〉結成。

2000年

スリランカ

美術家組織〈ティールタ〉創立

美術家による非営利組織〈ティールタ〉（Theertha）創立。

2000年

フィリピン

美術家組織〈グリーン・パパイヤ〉創立

ノルベルト・ロルダンとドナ・ミランダが〈グリーン・パパイヤ・アートプロジェクト〉を創立。

2000年

1月15日日本

アジア映像芸術展

「予兆　アジアの映像芸術展」（1.15-2.19　国際交流基金フォーラム／東京）開催。キュレーターは港千尋。

2000年

5月11日日本

台湾作家（袁廣鳴、陳界仁）展

「台湾現代美術展　Part4: Digital Edge　袁廣鳴、陳界仁」（5.11-5.28　三菱地所アルティアム／福岡）開催。MOMA Contemporary企画。

2000年

6月15日シンガポール

シンガポールでアジア女性作家展

「テキスト&サブテキスト　現代アジア女性作家展」（6.15-7.30 アール・ルー・ギャラリー、6.15-7.9極東広場、7.11-7.30彫刻広場／シンガポール)開催。キュレーター＝ブンホェ・ホアンフ。

2000年

9月2日韓国

第１回メディアアート・ビエンナーレ

「メディアシティ・ソウルソウル国際メディアアート・ビエンナーレ2000 エスケープ」（現ソウル・メディアシティ・ビエンナーレ　9.2-10.31　ソウル市立美術館、市内ビジョンと駅）の第1回展開催。

2000年

10月14日日本

ヘリ・ドノ個展

「アジア現代美術個展シリーズ1　ヘリ・ドノ展—写しだされるインドネシア」（10.14–11.18　国際交流基金フォーラム／東京）開催。

2000年

11月4日中国

艾未未・馮博一企画展

「不合作方式　Fuck Off」展（11.4–11.20　東廊芸術画廊／上海）開催。艾未未と馮博一の企画による上海ビエンナーレの外郭展。

2001年

パキスタン

Vasl始動

カラーチーで〈ヴァスル（Vasl）美術家協会〉創設。

2001年

6月30日日本

アトゥール・ドディヤ個展

「アジア現代美術個展シリーズ Ⅱ　アトゥール・ドディヤ展─ボンベイ：迷宮/実験室」（6.30–8.4　国際交流基金フォーラム／東京）開催。

2001年

9月2日日本

第１回横浜トリエンナーレ

「横浜トリエンナーレ2001　メガ・ウェイブ—新たな総合に向けて」（9.2–11.11　パシフィコ横浜展示ホール、横浜赤レンガ倉庫1号館）開催。

2001年

10月香港

アジア・アート・アーカイブ設立

非営利公益法人アジア・アート・アーカイブ設立。最初のアジア現代美術専門のリサーチセンター。図書室などは2003年3月より一般公開。

2001年

10月20日中国

APEC会議開会式の蔡国強

蔡国強がAPEC会議開会式で火薬爆発イベント。20分間に20万発の花火を打ち上げた。

2002年

中国

長征プロジェクト始動

長征（ロング・マーチ）アート・プロジェクトが始まる。
邱志杰、廬杰らの主導により、かつて紅軍が行軍した江西省瑞金から陜西省延安までの25000里（10万km）を様々なアート活動をおこないながら進む。2003年に拠点を北京に移す。

2002年

バングラデシュ

美術家組織〈ブリット・アート・トラスト〉創立

美術家による非営利組織〈ブリット・アート・トラスト〉創立。

2002年

2月8日日本

韓国大衆文化展

「韓国大衆文化展」（2.8–4.7　新津市美術館）開催。
世田谷美術館（5.25-7.14）、高松市美術館（8.2-9.1）、福岡アジア美術館（11.21-2003.2.2）に巡回。

2002年

3月21日日本

第2回福岡トリエンナーレ、手作りと協働のテーマ

「第2回福岡アジア美術トリエンナーレ2002　語る手結ぶ手」（3.21–6.23　福岡アジア美術館）開催。

2002年

5月24日韓国

日韓共同企画の現代美術展

「いま、話そう　日韓現代美術展」（5.24-7.14 韓国国立現代美術館）開催。国立国際美術館（8.01-9.10）に巡回。2002年日韓国民交流年記念事業。

2002年

5月25日日本

リクリット・ティラバーニャ個展

「リクリット・ティラバーニャ展」（5.25–8.15　東京オペラシティアートギャラリー）開催。

2002年

6月8日ドイツ

ドクメンタ11のヤン・フードン

ヤン・フードン（楊福東）が「ドクメンタ11」（6.8-9.15）に76分の大作《見知らぬ天国》（のち福岡アジア美術館所蔵）を出品、注目を集める。

2002年

7月20日日本

モンゴル近代絵画展

「モンゴル近代絵画展　その源流と展開」（7.20–9.8　東京ステーションギャラリー）開催。
福岡アジア美術館（9.14-11.10）、都城市立美術館（11.16-12.23）、高知県立美術館（2003.1.5–2.23）、新潟市美術館（4.11-5.11)に巡回。

2002年

9月15日韓国

第1回釜山ビエンナーレ

「第1回釜山ビエンナーレ　文化から文化へ」（9.15–11.22　釜山市立美術館）開催。

2002年

10月11日韓国

釜山でオールタナティブ・スペース「バンディ」始動

代案空間バンディがMicrocosmos展でオープン（2011年まで）。

2002年

11月22日中国

第1回広州トリエンナーレ

「第1回広州トリエンナーレ」（11.22–2003.1.20　広東美術館）開催。黄永砅、張暁剛、方力鈞らが出品。

2002年

12月7日中国,日本,韓国,インドネシア,フィリピン,タイ,インド

７か国共同企画巡回展

「アンダー・コンストラクション　アジア美術の新世代」（12.7–2003.3.2　国際交流フォーラム、東京オペラシティアートギャラリー／東京）開催。
9人のキュレーター＝パトリック・D・フローレス(フィリピン）、クリッティヤー・カーウィーウォン（タイ）、ランジット・ホスコテ（インド）、アスモジョ・ジョノ・イリアント（インドネシア）、キム・ソンジョン（韓国）、|ピー・リー[皮力]（中国）、神谷幸江、片岡真実、山本淳夫.（以上日本）による協働企画。

2003年

6月7日日本

イ・ブル個展（国際交流基金）

アジア現代美術個展シリーズ Ⅲ　イ・ブル展《世界の舞台》（6.7–7.13　国際交流基金フォーラム／東京）開催。大原美術館（児島虎次郎記念館、8.2～9.15）に巡回。

2003年

6月7日日本

バリ作家個展

イ・クトゥット・ブディアナ展　魔境を幻視するバリ島絵画（6.7-7.21　東京ステーションギャラリー）開催。

2003年

7月11日日本

東南アジア現代美術展（多摩美術大学美術館、福岡アジア美術館）

「現代の東南アジア美術—それぞれの視点」（7.11–9.7　多摩美術大学美術館／東京）開催。
福岡アジア美術館（12.8-2004.3.7）に巡回。

2003年

9月20日中国

第1回北京ビエンナーレ

「第1回北京国際美術ビエンナーレ」（9.20–10.20　中国美術館）開催。

2004年

1月10日日本

日中韓共同企画の映像展

「アウト・ザ・ウィンドウ」（1.10-2.15　国際交流基金フォーラム）開催。Project Space Zip（ソウル、3.30-5.13）に巡回。キュレーターはリー・ジェンファ（李振華）、ソ・ジンスク、住友文彦。

2004年

2月7日日本

インドのビデオ・アート展

アート横断Ⅱ　インドのビデオ・アート展（2.7-3.21　福岡アジア美術館）開催。キュレーターはヨハン・パイナップル。

2004年

9月4日日本

チャイナ・ドリーム展

「チャイナ・ドリーム　描かれた憧れの中国―広東・上海」開催（福岡アジア美術館）。県立美術館（10.23-12.5）、新潟県立万代島美術館（2004.10.23–2004.12.5）に巡回

2004年

12月2日日本

パキスタン現代細密画展

現代アジアの作家Ⅲ　パキスタンの現代細密画展（12.2-2.1　福岡アジア美術館）開催。

2004年

12月11日中国,日本,韓国,インドネシア,フィリピン,タイ,インド

アジア4か国共同企画展

「Have We Met?―見知らぬ君へ」（12.11–2005.1.30　国際交流基金フォーラム／東京）開催。
インド、インドネシア、タイ、日本）のキュレーター4名による協働企画。芦屋市立美術博物館、ソウル、バンドン、マニラ、バンコク、ムンバイ、北京でローカル展を開催。

2005年

3月29日日本

東アジア現代美術展（森美術館）

「秘すれば花　東アジアの現代美術」（3.29–6.19　森美術館／東京）開催。キュレーター＝キム・ソニ

2005年

5月24日日本

アジア工芸・現代美術展

「アジアの潜在力　海と島が育んだ美術」（5.24-7.10 愛知県美術館／名古屋）開催。

2005年

7月2日日本

中国現代美術展（森美術館）

「フォロー・ミー！新しい世紀の中国現代美術」（7.2–9.4　森美術館／東京）開催。

2005年

8月9日日本

日本・韓国・シンガポール共同企画でアジアのキュビスム展

「アジアのキュビスム　境界なき対話」（8.9–10.2　東京国立近代美術館）開催。国際交流基金共催。
韓国国立現代美術館分館・徳寿宮美術館（11.11-2006.1.30）、シンガポール美術館（2.18-4.9）、パリ日本文化会館（2007.5.16-7.7）に巡回。

2005年

9月中国

当代芸術館開館

上海当代（現代）芸術館が開館。

2005年

9月8日日本

インドのファッション展

「装うインド　インドサリーの世界」（9.8-12.6　国立民族学博物館）
福岡アジア美術館（2007.10.6-11.25）に巡回

2005年

9月17日日本

第3回福岡トリエンナーレ　大衆文化を扱う作品増える

「第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005　多重世界」（9.17–11.27　福岡アジア美術館）開催。
英l国ブラックバーンに巡回（2006.1.21–4.9）。

2005年

11月5日日本

ベトナム近代絵画展

「ベトナム近代絵画展」（11.5–12.11　東京ステーションギャラリー）開催。
高知県立美術館（2006.1.5-3.5）、和歌山県立近代美術館（4.15-5.28）、福岡アジア美術館（6.3-7.23）に巡回。

2006年

韓国

オープンスペース・ベ創立

オープンスペース・ベが釜山にオープン。

2006年

9月4日シンガポール

第1回シンガポール・ビエンナーレ

「シンガポール・ビエンナーレ2006　ビリーフ（信念）」（9.4–11.12）開催。キュレーターは南條史生。

2006年

10月25日韓国

京畿道美術館開館

京畿道美術館開館。

2007年

ネパール

〈LASANAA〉始動

アスミナ・ランジットがコンセプチュアル・アートアクティヴィズムのためのグループ〈LASANAA〉創立。

2007年

4月18日日本

日本との交流を示すタイ現代美術展

「日タイ修好120周年記念事業　タイ王国・現代美術展　Show Me Thai　～みてみ☆タイ～」（4.18–5.20　東京都現代美術館）開催。

2007年

6月10日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレのインド作家

第52回ヴェネチア・ビエンナーレ（6.10–11.21）にナリニ・マラニ、リヤス・コムが参加。
ビエンナーレ当局の招待に反してインド政府はビエンナーレ会場内にインド館を設置せず。ビエンナーレとは別にピノー財団のコレクション展示にてスボード・グプタの巨大な彫刻が出品される。

2007年

8月26日パキスタン

国立美術館開館（イスラマバード）

イスラマバードに国立美術館開館。

2007年

10月ベトナム

サン・アート創立

サン・アートがホーチミンにオープン。

2007年

10月6日日本

日本初の大型「民衆美術」展

「民衆の鼓動　韓国美術のリアリズム1945-2005」（10.6–11.25　新潟県立万代島美術館）開催。
福岡アジア美術館（12.2–2008.1.22）、都城市立美術館（2.1–3.16）、西宮市大谷記念美術館（5.24–6.29）、府中市美術館（7.5–8.24）に巡回。民衆美術の日本で初の本格的な紹介。

2007年

10月13日台湾

アジア美術ビエンナーレ

「2007アジア美術ビエンナーレ　ご飯食べた？」（10.13–2008.2.24　国立台湾美術館／台中）開催。

2007年

11月3日中国

ウレンズ現代美術センター開館

ウレンズ現代美術センターが北京大山子798にオープン。館長は費大為。

2008年

インド

インドの私立美術館

レーカ＆アヌパム・ポッダルが先鋭的なインド美術作品を集めた私設美術館デーヴィ・アート財団をデリー郊外に開館。

2008年

6月15日インドネシア

アート・フェア始動

「第1回ジョグジャ・アート・フェア」（6.15–7.7　タマン・ブダヤ・ジョグジャカルタ）開催。
以後、毎年開催（2010年から「アート・ジョグ」と改称）。

2008年

7月1日モンゴル

暴動で美術館が襲撃される

選挙後の暴動によりモンゴル近代美術館が放火され多数の作品が焼失・損傷する。

2008年

7月29日タイ

バンコク中心部に芸術文化の拠点

バンコク芸術文化センター（BACC）開館。

2008年

8月8日中国

北京オリンピックの蔡国強

北京オリンピック（8.8–8.24）開催。
芸術監督は蔡国強。メイン・スタジアムの設計を艾未未とヘルツォーク＆ド・ムーロンが手がける。

2008年

8月20日日本

中国現代美術展（大阪、東京、名古屋）

「アヴァンギャルド・チャイナ　〈中国当代美術〉20年」（8.20–10.20　国立国際美術館／大阪）開催。
国立新美術館（12.9–2009.3.22）、愛知県美術館（4.3–5.24）に巡回。

2008年

10月25日日本

蔡国強がヒロシマ賞受賞

「第7回ヒロシマ賞受賞記念　蔡国強展」（10.25–2009.1.12　広島市現代美術館）開催。

2008年

11月22日日本

インド現代美術展（森美術館）

「チャロー！インディア：インド美術の新時代」（11.22–2009.3.15　森美術館／東京）開催。

2009年

7月12日日本

韓国現代美術展

「ダブル・ファンタジー　韓国現代美術展」（7.12–10.12　丸亀市猪熊弦一郎現代美術館）開催。

2009年

7月25日日本

アイ・ウェイウェイ展

「アイ・ウェイウェイ展：何に因って？」（7.25–11.8　森美術館／東京）開催。

2009年

9月5日日本

第4回福岡トリエンナーレ　国際作家も紹介

「第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009　共再生―明日をつくるために」（9.5–11.22　福岡アジア美術館）開催。
アジ美開館10周年として新進作家だけでなく国際的に活躍する作家も紹介。

2009年

9月5日日本

台湾作家（マイケル・リン）個展

台湾作家マイケル・リンの展覧会「間」（9.5–10.11　三菱地所アルティアム／福岡）開催。MOMA Contemporary企画。

2009年

9月10日スリランカ

コロンボでビエンナーレ

「コロンボ美術ビエンナーレ　平和を想像する」（9.10–9.14）開催。

2009年

10月10日日本

韓国彫刻家展

「権鎮圭展」（10.10–12.6　東京国立近代美術館、10.19-12.5　武蔵野美術大学美術資料図書館／東京）開催。

2009年

10月30日ネパール

カトマンズで国際芸術祭

シッダルタ美術財団により「国際アートフェスティヴァル」（10.30–11.10）開催。
2012年には「第2回カトマンズ国際アートフェスティヴァル（KIAF)」として開催。

2010年

4月9日シンガポール、韓国

シンガポール・韓国共同企画でリアリズム展

「アジアのリアリズム」（4.9–7.4　シンガポール美術館）開催。
韓国国立現代美術館徳寿宮（7.27–10.10）に巡回。

2010年

5月フランス

タイ作家、カンヌ映画祭で受賞

第63回カンヌ映画祭でアピチャッポン・ウィーラセタクンの「ブンミおじさんの森」がパルム・ドール受賞。

2011年

カンボジア

カンボジアのアートスペース

ササ・バサックがプノンペンにオープン。ギャラリーと資料センター。

2011年

ブータン

ブータンで映画祭

ブータン映画フェスティバルがティンプーで開催。
2013年にも開催され、2015年から国際フェスティバルになる。

2011年

3月8日日本

アジアのコンセプチュアル・アート展

「風穴　もうひとつのコンセプチュアリズム・アジアから」（3.8–6.5　国立国際美術館／大阪）開催。

2011年

9月22日日本

インド大衆版画展

「インド　ポピュラー･アートの世界　近代西欧との出会いと展開」（9.22–11.29　国立民族学博物館／大阪）開催。

2012年

2月4日日本

イ・ブル個展（森美術館）

「イ・ブル：私からあなたへ、私たちだけに」（2.4–5.27　森美術館／東京）開催。

2012年

3月20日日本,モルジブ

モルディブ・日本現代美術展

呼吸する環礁（アトール）　モルディブ―日本現代美術展（3.20-4.19　モルディブ国立美術館）開催。スパイラルガーデン／東京（5.24-6.3）に巡回。

2012年

4月12日バングラデシュ

ダッカ・アート・サミット始まる

2012年

9月1日日本

福岡ほかでアジア女性作家展

「アジアをつなぐ　境界を生きる女たち1984-2012」（9.1–10.21　福岡アジア美術館）開催。
沖縄県立博物館・美術館（11.27–2013.1.6）、栃木県立美術館（1.26–3.24）、三重県立美術館（4.13–6.23）に巡回。

2012年

11月12日インド

コチ・ムジルス・ビエンナーレ

「第1回コチ・ムジルス・ビエンナーレ」（11.12–3.17）開催。

2013年

4月13日日本

東南アジア現代美術展（横浜、熊本）

「Welcome to the Jungle　熱々！東南アジアの現代美術」（4.13–6.16　横浜美術館）開催。
熊本市現代美術館（10.5–11.24）にアジ美所蔵品を加えて巡回。

2013年

11月13日韓国

国立現代美術館分館

国立現代美術館ソウル館開館。

2014年

2月7日バングラデシュ

ダッカ・アート・サミット、南アジア作家を紹介

第2回ダッカ・アート・サミット開催。ダイアナ・キャンベル・ベタンコートをディレクターとして対象を南アジアに広げる。

2014年

2月13日日本

官展の近代美術回顧展

東京・ソウル・台北・長春―官展にみる近代美術（2.13-3.18　福岡アジア美術館）開催。府中市美術館（5.14-6.8)、兵庫県立美術館(6.14-7.21）に巡回。

2014年

9月6日日本

第５回福岡トリエンナーレ

「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014　未来世界のパノラマ―ほころぶ世界のなかへ」（9.6–11.30　福岡アジア美術館）開催。
特別部門「モンゴル画の新時代　伝統から現代へ」開催。

2014年

9月6日日本

台湾作家（袁廣鳴）個展

「記憶のスキャン　袁廣鳴のビデオアート」（9.6-10.5　三菱地所アルティアム／福岡）開催。MOMA Contemporary企画。

2014年

9月20日日本

台湾作家（リー・ミンウェイ）個展

「リー・ミンウェイとその関係展」（9.20–2015.1.4　森美術館／東京）開催。

2014年

11月8日日本

韓国作家個展

ヂョン・ヨンドゥ展　地上の道のように（11.8-2.1　水戸芸術館現代美術ギャラリー）開催。

2015年

4月11日日本

若手キュレーター共同企画展

他人の時間（4.11-6.28　東京都現代美術館）開催。国立国際美術館（7/25-9/23）、シンガポール美術館（ 11/19-2/28）、クイーンズランド美術館（2016.6/11-9/18）に巡回。

2015年

4月25日日本

日本、韓国、台湾の前衛美術資料展

「MAMリサーチ001：グレイト・クレセント 1960年代のアートとアジテーション―日本、韓国、台湾」（4.25–7.5　森美術館／東京）開催。

2015年

7月25日日本

ディン・Q・レ個展

「ディン・Q・レ展：明日への記憶」（7.25–10.12　森美術館／東京）開催。広島市現代美術館に巡回（2016.3.19-5．15)。

2015年

7月25日日本

フィリピン現代アートの重要作家資料展

「MAMリサーチ002：ロベルト・チャベットとは誰か？―フィリピン現代アートの発展とともに」（7.25–10.12　森美術館／東京）開催。

2015年

7月29日日本

日韓現代美術展

アーティスト・ファイル　隣の部屋 : 日本と韓国の作家たち（7.29-10.12　国立新美術館／東京）開催。
韓国国立現代美術館果川館に巡回.11.10-2016.2.14）

2015年

11月韓国

韓国にアジア文化殿堂開館

光州に国立アジア文化殿堂（Asia Cultural Center, ACC）開館。

2015年

11月24日シンガポール

シンガポールに大型美術館開館

ナショナル・ギャラリー・シンガポール開館。

2016年

3月26日日本

1970年代インドネシアの展覧会を資料で回顧

「MAMリサーチ003：ファンタジー・ワールド・スーパーマーケット―インドネシア現代美術のアプローチ、実践、思考 1970年代のニュー・アート・ムーブメントから現在まで」（3.26–7.10　森美術館／東京）開催。

2017年

2月4日日本

ハルシャ展

「N・S・ハルシャ展：チャーミングな旅」（2.4–5.11　森美術館／東京）開催。

2017年

3月24日ネパール

カトマンズ・トリエンナーレ

「カトマンズ・トリエンナーレ」（3.24–4.9）開催。

2017年

7月5日日本

最大規模の東南アジア現代美術展

「サンシャワー：東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」（7.5–10.23　国立新美術館、森美術館／東京）開催。
福岡アジア美術館に選抜・再編展（11.3–12.25)が巡回。

2017年

7月5日日本

中国現代写真資料展

「MAMリサーチ005：中国現代写真の現場―三影堂撮影芸術中心」（7.5–10.23　森美術館／東京）開催。

2017年

10月21日パキスタン

カラチ・ビエンナーレ

「カラチ・ビエンナーレ2017 (KB17)　私たちは誰」（10.21–11.5）開催。

2017年

11月インドネシア

ヌサンタラ現代美術館

ミュージアムMACAN（ヌサンタラ現代美術館）開館。

2018年

3月18日パキスタン

ラホール・ビエンナーレ始まる

「ラホール・ビエンナーレ01」（3.18–3.31）開催。

2018年

6月16日韓国

釜山現代美術館

釜山現代美術館開館。

2018年

9月8日日本

邱志杰展

「邱志杰（チウ・ジージエ）　書くことに生きる」（9.8–2019.3.3　金沢21世紀美術館）開催。

2018年

9月15日日本

東アジア文化都市展

「東アジア文化都市2018金沢」の一環で「変容する家」（9.15-11.4　金沢市内各所）開催

2018年

9月16日日本

香港作家（リー・キット）個展

「リー・キット　僕らはもっと繊細だった」（9.16–12.24　原美術館／東京）開催。

2018年

9月22日日本

上海現代アート展

「魔都の鼓動　上海現代アートシーンのダイナミズム」（9.22–11.25　熊本市現代美術館）開催。

2018年

10月10日日本

日本・韓国・シンガポール共同企画展

「アジアにめざめたら　アートが変わる、世界が変わる　1960-1990年代」（10.10–12.24　東京国立近代美術館）開催。
韓国国立現代美術館（2019.1.31–5.6）、ナショナル・ギャラリー・シンガポール（6.14-9.15）に巡回。

2018年

10月19日タイ

バンコク・ビエンナーレ

「第1回バンコク・ビエンナーレ　至福を超えて」（10.19–2019.2.3）開催。

2018年

11月23日日本

アジア木版画運動展

「闇に刻む光　アジアの木版画運動1930s-2010s」（11.23–2019.1.20　福岡アジア美術館）開催。アーツ前橋（2.2-3.24）に巡回。

2019年

10月5日日本

アジ美開館20周年のコレクション展

福岡アジア美術館開館20周年記念展「アジア美術、100年の旅」（10.5-11.26）開催。

2020年

7月17日日本

ヨコハマトリエンナーレの芸術監督にインドのコレクティヴ

「第7回ヨコハマトリエンナーレ　Afterglow　光の破片をつかまえる」がコロナ禍のなかで開催（7.17-10.11　横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館)。
アーティスティック・ディレクターはインドのアーティスト・コレクティヴ〈ラクス・メディア・コレクティヴ〉

2020年

9月5日韓国

コロナ禍のなかの釜山ビエンナーレ

2020釜山ビエンナーレ「10章の物語と5章の詩」がコロナ禍のなかで開催（9.5–11.8）

2021年

4月3日日本

ホー・ツーニェン展（山口）

ホー・ツーニェン　ヴォイス・オブ・ヴォイド—虚無の声　山口情報芸術センター（YCAM）（4.3-7.4)開催。

2021年

10月23日日本

ホー・ツーニェン展（豊田）

ホー・ツーニェン　百鬼夜行（10.23-1.23 豊田市美術館）開催。

2021年

11月12日香港

M+開館

美術館M+(エムプラス）が西九龍文化区にオープン

2022年

2月18日日本

東南アジアの美術と建築展

「MAMリサーチ008：突然、顕わになって―東南アジアの美術と建築 1969-1989」(2.18-5.29　森美術館）開催。

2022年

5月3日日本

ムン・キョンウォン＆チョン・ジュンホ展

ムン・キョンウォン＆チョン・ジュンホ　どこにもない場所のこと（5.3-9.4　金沢21世紀美術館）開催。　

2022年

6月19日ドイツ

ドクメンタ15芸術監督にインドネシアのコレクティヴ

ドクメンタ15（6.18-9.25）　芸術監督＝ルアンルパ（インドネシアのコレクティヴ）。タリン・パディ作品が反ユダヤ主義として撤去される。

主要参照文献

「日本、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ美術家会議年史1977-1993」

「還流―日韓現代美術展」図録（「還流―日韓現代美術展」実行委員会、1995年）

「モンゴル近代絵画展」図録（産経新聞社、2002年）

頼瑛瑛『台灣前衛　六〇年代複合藝術』（遠流出版事業股份有限公司、2003年）

「アジアのキュビスム　境界なき対話」図録（東京国立近代美術館、国際交流基金、2005年）

「ベトナム近代絵画展」図録（産経新聞社、2005年）

李超『中国现代油画史』（上海书画出版社、2007年）

「アヴァンギャルド・チャイナ　〈中国当代美術〉20年」図録（国立国際美術館、国立新美術館、愛知県美術館、国際交流基金、2008年）

「チャロー！インディア：インド美術の新時代」図録（森美術館、2008年）

Art in the Reign of King Rama X, exh. cat (Banngkok Art and Culture Center, 2012)

「東京・ソウル・台北・長春―官展に見る近代美術」図録（福岡アジア美術館、府中市美術館、兵庫県立美術館、美術館連絡協議会、2014年）

「日韓近代美術家のまなざし　『朝鮮』で描く」図録（福岡アジア美術館、岐阜県美術館、北海道立近代美術館、神奈川県立近代美術館、都城市立美術館、新潟県立万代島美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、2015年）　

「アジアにめざめたら　アートが変わる、世界が変わる　1960-1990年代」図録（東京国立近代美術館、2018年）および同展図録韓国版『세상에 눈뜨다： 아시아 미술과 사회　1960s-1990s』（国立現代美術館、2019年）

「闇に刻む光　アジアの木版画運動1930s-2010s」図録（福岡アジア美術館、アーツ前橋、2018年）

Infrastructures: Narratives in Malaysian Art vol. 3 (Kuala Lumpur: Rogue Art, 2016)

「アジア美術100年の旅」（福岡アジア美術館、2019年）

Korean Art 1900-2020 (Seoul: National Museum of Modern and Contemporary Art, 2022)

国際交流基金アジア美術アーカイブ（ウェブサイト）

森美術館ウェブサイト

東京文化財研究所ウェブサイト