年表一覧｜調べる｜アジア美術資料室

1990年

ミャンマー

美術家グループ創立

〈モダン・アート・グループ90〉（現・〈ニュー・ゼロ・アート・グループ〉）結成。　

1990年

1月日本

アセアン文化センター設立

国際交流基金アセアン文化センター設立

1990年

2月日本

タイ作家、タワン・ダッチャニー個展

アジア現代作家シリーズⅢ　タワン・ドゥチャネー（ダッチャニー）展　タイ―究極の聖性への希求　（2.6–3.25　福岡市美術館）開催。　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京（4.7–4.23）」に巡回。

1990年

2月12日日本

福岡市美術館所蔵品による東南アジア現代美術展

「物語の棲む杜―アセアンの現代美術（福岡市美術館の所蔵品による）」（2.12–2.26　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。国際交流基金アセアン文化センターの最初の展覧会。キュレーター=後小路雅弘（福岡市美術館学芸員）

1990年

3月モンゴル

社会主義を放棄、体制変革

社会主義を放棄し複数政党制を導入。

1990年

3月中国

「ポリティカル・ポップ」流行

美術評論家のリ・シエンティン（栗憲庭）が「ポリティカル・ポップ」概念を生み出す。

1990年

3月シンガポール

アーティスト・ヴィレッジ閉鎖

ロロン・ガンバスの土地を政府が取得したためアーティスト・ヴィレッジ閉鎖、ナヴァル・ベースに移転するが公開イベントはできなくなる。

1990年

3月30日日本

日韓作家展

Eight Individuals from East, Tokyo（3.30–4.26　佐賀町エキジビット・スペース）
佐賀町エキジビット・スペース、[Seoul-Tokyo-New York] Art Project共催
キュレーター＝（日本）南嶌宏、（韓国）金永材　30日にアーティスト・トーク。31日にパフォーマンス（李健鏞、方暁星、池田一）。4月1 日にシンポジウム「Art-Orientation」（尹遇鶴、金永材、南嶌宏、黒田雷児、池田一、司会＝近藤幸夫、コーディネーター＝村田真、通訳＝古川美佳）

1990年

5月2日日本

東南アジアのワークショップ作品展

「伝統―インスピレーションの源泉」（5.2–6.17　福岡市美術館）開催。国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー（6.23-7.15）に巡回。

1990年

5月27日ミャンマー

ミャンマーの民主化勢力進展

国民民主連盟が選挙で過半数を占めるも、軍事政権が権力の移譲を拒否する。

1990年

6月2日シンガポール

アーティスト・ヴィレッジ企画イベント

アーティスト・ヴィレッジがシンガポール・アート・フェスティバルのフリンジ部門でC.A.R.E.（環境を憂慮するアーティスト)ショーを開催（6.2–24）。

1990年

7月7日フランス

国外で初の大型中国現代美術展

「昨日のための明日の中国美術」（7.7–7.31　プーリエール）開催。フランス在住の費大為が中国国外で初めて開催した中国現代美術展。

1990年

7月8日日本

第7回第三世界とわれわれ展

第三世界とわれわれ　第7回　抵抗と人権展（7.8–7.17　東京都美術館第１・第２彫塑室）　
ホン・ソンダムの版画約100点出品
シンポジウム、パフォーマンス

1990年

9月日本

福岡でアジアマンス始まる

アジアマンス始まる。初日に「アジア太平洋都市宣言」。
アジア太平洋フェスティバル、アジアフォーカス・福岡映画祭、福岡アジア文化賞創設。

1990年

9月16日シンガポール

アートスペース「サブステーション」創立

非営利のアートスペース、サブステーション創立。幅広いジャンルのパフォーマンス、音楽、視覚芸術の制作を後押しする。

1990年

9月17日日本

都心部の現代美術展始まる

「ミュージアム・シティ・天神　感性の流通―見られる都市、機能する美術」（9.17–11.4　天神各地／福岡）開催。
出品作家の蔡國強により、翌年のミュージアム・シティ・プロジェクトによる「非常口」展の契機となる。1992年以後は隔年で天神、博多各所で開催、毎回アジア作家を招聘（2002年まで）。

1990年

9月19日日本

フィリピン作家個展（アグネス・アレリャーノ）

フィリピン作家の個展「アグネス・アレリャーノ展　創造と破壊の神話Part III 太陽神寺院」（9.19–10.28　三菱地所アルティアム／福岡）開催。

1990年

9月29日日本

中国全国美術展（第7回）選抜展

中国第7回全国美術展受賞・優秀作品による　現代中国の美術（9.29–10.28　日中友好会館美術館・ホール）
財団法人日中友好会館、中国日本友好協会、中国美術家協会共催
福岡市美術館（1991.4/2 – 4/21）、富士美術館（1991.4/27 – 5/26）に巡回。

1990年

10月22日日本

イ・ガンソ展

李康昭展（10.22–11.2　東京画廊）

1990年

12月11日日本

マレーシア作家個展

「アジア現代作家シリーズⅣ　タン・チン=クアン[陳振權]展　マレーシア─悲劇の舞台・美術」（12.11–91.2.11　福岡市美術館）開催。国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー（91.3.7-3.21）に巡回。

1990年

12月13日日本

シンガポール作家二人個展

「変貌する社会の新世代　シンガポール現代美術2人展」（12.13–12.26　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。ベート・ヨッククァン、リム・ポーテクが出品。

1991年

2月9日日本

インドネシア現代版画展

インドネシア現代版画展（2月9日～24日　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー）　三重県立美術館（5.10-6.16）、北海道立函館美術館（11.10-12.8）に巡回。キュレーター＝スティアワン・サバナ（バンドゥン工科大学版画教室長、版画家）

1991年

2月13日インド

第7回インド・トリエンナーレ

第7回インド・トリエンナーレ（2.13–3.14　ラリット・カラ・アカデミー）
日本コミッショナー＝中村英樹、韓国コミッショナ＝イ・ギュソン

1991年

2月26日日本

中国作家個展

「原初火球展　蔡国強」展（2.26–4.20　P3 art and environment／東京）開催。

1991年

3月8日日本

ホアン・ルイ（黄鋭）展

黄鋭展（3.8–3.22　ギャラリー上田）
上田カルチャープロジェクツによる図録発行　

1991年

3月11日日本

中国作家三人展

「［中国］アジアの浪　范鐘鳴、蔡国強、王新平」展（3.11–3.23　東京画廊）開催。

1991年

7月9日日本

フィリピン作家個展

「フィリピン現代美術　エドガー・タルサン・フェルナンデス展」（7.9–7.21　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。

1991年

8月29日日本

中国前衛美術展の衝撃

「中国前衛美術家展[非常口1・2]」（8.29–9.29　三菱地所アルティアム／福岡、9.1–9.30　香椎操車場跡地／福岡）開催。
費大為をキュレーターとし、ミュージアム・シティ・プロジェクト企画による、日本で初めて中国現代美術を屋外の巨大作品を含めて本格的に紹介した展示として全国的な反響を呼ぶ。

1991年

9月日本

中国美術理論家代表団が来日(2回目）

中国美術理論家代表団が来日
華夏を団長とし、団員の姜維樸、楊成寅、王宏建、黄可、通訳の陶勤からなる。14日間にわたって東京、京都、信楽、倉敷、福山、福岡を訪れた。
美術評論家連盟と日本中国文化交流協会による。

1991年

9月2日日本

シュ・ビン（徐冰）展

徐冰展（9.2–9.14　東京画廊）

1991年

9月10日日本

シンガポール作家、タン・ダウ個展でパフォーマンス

「アジア現代作家シリーズⅤ　タン・ダ＝ウ（タン・ダウ）展　シンガポール―民族と自然のはざまで」（9.10–11.10　福岡市美術館）開催。
福岡市美術館による初のパフォーマンス作家個展。

1991年

9月17日韓国／北朝鮮

韓国と北朝鮮、国連加盟

韓国と北朝鮮が国連加盟を承認される。

1991年

9月25日日本

ごみアート展にフィリピン作家参加

ごみアート展（9.25–9.29　天神・福岡県庁跡地）
25–27日公開制作、28–29日展示。

1991年

10月16日日本

タイ作家、モンティエン・ブンマー個展

「タイ現代美術のニューフェイス　モンティエン・ブンマー展　土で描かれたパゴダ＆コスモス」（10.16–11.3　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。
三菱地所アルティアム／福岡（1992.1.3-1.26）に巡回。

1991年

10月16日北朝鮮

金正日『美術論』

金正日総書記、『美術論』発表。

1991年

11月日本

グレンバラ美術館開館

インド現代美術を所蔵するグレンバラ美術館開館

1991年

12月25日ソ連

ソ連崩壊

ソビエト社会主義連邦の崩壊。

1992年

パキスタン

細密画の革新

シャジア・シカンダーが国立美術学校を卒業、現代的なテーマや造形により伝統細密画の革新を始める。

1992年

2月3日日本

ユン・ヒョングン展

尹亨根展（2.3–2.22　ギャラリーヤマグチ）

1992年

2月13日モンゴル

モンゴル国成立

新憲法成立、モンゴル国誕生。以後、国が作品を買い上げる社会主義システムが解体。

1992年

2月22日日本

韓国現代美術展　

韓国現代美術展（2.22–3.29　下関市立美術館）
新潟市美術館（4.10–5.10）、笠間日動美術館（5.16–6.7）、三重県立美術館（7.4–8.9）、善載現代美術館（韓国・慶州）に巡回。共催＝朝日新聞社

1992年

3月18日日本

マレーシア現代美術展

「美術に見るマレーシアの今　マレーシア現代美術展」（3.18–4.5　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。協力＝マレーシア国立美術館

1992年

4月21日日本

韓国、中国、タイ、インドネシア作家展

若いアジア展　韓国、中国、タイ、インドネシアの画家展（4.21–5.31　丸木美術館）
大阪・市立枚方市民ギャラリーに巡回

1992年

4月27日日本

チョン・スーチョン展

全寿千展（4.27–5.16　村松画廊）
ARTムー（銀座）、ギャラリーホワイトアート（銀座）との共催

1992年

5月31日シンガポール

倉庫での国際現代美術展

シンガポール・芸術フェスティバルの美術部門フリンジでアーティスト・ヴィレッジとナショナル・アーツ・カウンシルによる合同企画「ザ・スペース」（5.31–6.21　ホンビー倉庫）開催。40人の地元のアーティストと20人の国外のアーティストが参加。

1992年

6月13日ドイツ

アンチ・ドクメンタ展に蔡國強らアジア作家出品

他者との遭遇（6.13–9.20　K18ほか）
主催＝Projektgruppe Stoffwechsel　6/15-18にシンポジウム

1992年

6月20日日本

アジア現代美術展

宇宙樹を探せ　アジア現代美術への旅（9.20–8.2　埼玉県立美術館）
福岡市美術館、グレンバラ美術館のコレクションを含む展示。

1992年

7月8日日本

第8回「第三世界とわれわれ」展

第三世界とわれわれ　第8回　いま国境を越えて展（7.8–7.17　東京都美術館第１・第２彫塑室）
特設展示「南北朝鮮統一美術展」　11日のシンポジウムに郭大沅、キム・インスン参加。

1992年

8月1日日本

石川欽一郎展

静岡の美術V　石川欽一郎展：明治水彩画の先達・台湾洋画の父（8.1–9.6　静岡県立美術館）
協力：台北市立美術館

1992年

8月14日日本

1935年日本の官展の韓国・台湾作家

洋画の動乱　昭和10年　帝展改組と洋画壇　日本・韓国・台湾（8.14–10.6　東京都庭園美術館）
財団法人東京都文化振興会設立10周年記念事業

1992年

8月24日韓国、中国

韓国が中国と国交樹立、台湾と断交

韓国が中華人民共和国と国交樹立、中華民国（台湾）と断交。

1992年

9月1日日本

中国年画展

中国年画展　王舎城美術寶物館所蔵（9.1–10.25、太田記念美術館）
王舎城美術寶物館は現在の「海の見える杜美術館」。

1992年

9月3日日本

Topos，Ethnos展

Topos，Ethnos　現代美術における文化のはざまをめぐって（9.3–11.24　かわさきIBM市民文化ギャラリー）

1992年

9月15日日本

国際交流基金による初の大型東南アジア現代美術展

「東南アジアのニューアート　美術前線北上中」（9.15–9.25　東京芸術劇場5階展示ギャラリー）開催。福岡市美術館（9.29–10.18）、広島市現代美術館（10.31–11.29）、キリンプラザ大阪（12.2–12.13）に巡回。国際交流基金による初の本格的な東南アジア現代美術展。

1992年

9月30日日本

ミュージアム・シティ・天神

ミュージアム・シティ・天神’92　可動的（9.30–10.29　天神とその周辺）
10.4にダダン・クリスタントが西日本新聞会館前でパフォーマンス

1992年

10月1日日本

中国版画展（山口）

現代中国版画展　木刻の世界　徐匡を中心として（10.1–11.1　岩国市立博物館岩国徴古館）

1992年

10月12日日本

ツァイ・グオチアン（蔡国強）展

蔡国強展（10.12–10.26　かわさきIBM市民文化ギャラリー）

1992年

11月タイ

都市型現代美術展始まる

ナウィン・ラワンチャイクンらアーティスト、教師、美術科の学生たちの企画による「芸術祭　寺院と墓地」開催。
のちのチェンマイ・ソーシャル・インスタレーションの第1回展。インスタレーション、パフォーマンス、トーク、参加型のイベントなどで構成され、3か月にわたる実験的なパブリック・アートと文化的なフェスティバルが市内の公共空間でおこなわれた。

1993年

中国

「東村」コミュニティ創立

張洹、馬六明らがのちに「東村」と呼ばれるアーティストのコミュニティを北京郊外に創立。

1993年

1月9日日本

アジア作家展

第２回アジアアートロード展　日本の中のアジア・アジアの中の日本（1.9–2.28　アートポケット・北野ミュージアム）

1993年

1月9日日本

アン・ソングム展（ギャラリーないとう）

安星金（アン・スン・キム）展（1.9–1.29　ギャラリーないとう）

1993年

1月22日日本

中国作家個展

蔡国強「龍脈」展（1.22–3.20　P3 art and environment／東京）開催。

1993年

1月30日ドイツ

ヨーロッパ初の中国現代美術展

「中国前衛」展（1.30–5.16　世界文化館／ベルリン）開催。
ロッテルダム・クンストハーレ、オックスフォード近代美術館、クンストハーレ・ブラント・クレデファブリク（デンマーク）に巡回。ヨーロッパの美術館で最初の本格的な中国現代美術展。

1993年

1月31日オーストラリア

中国現代美術展（香港ほか）

「89年以後の中国新芸術、1979-89回顧展つき」展（1.31–2.14　香港芸術中心ほか）
第二次天安門事件以後の作品を紹介。シニカル・リアリズム、ポリティカル・ポップの作品に注目が集まる。香港、台北、シドニー、ロンドン、ヴァンクーヴァー、ユージンなど北米5会場に巡回。

1993年

2月中国

蔡国強の万里の長城プロジェクト

蔡国強が「万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト」をおこなう。

1993年

2月2日日本

ラシード・アライーン個展(初の在ヨーロッパ作家展）

「アジア現代作家シリーズⅥ　ラシード・アライーン展　抗争／構造」（2.2–3.28　福岡市美術館）開催。

1993年

2月24日日本

国際パフォーマンス・アート・フェスティバル始まる

霜田誠二らが「第1回長野国際パフォーマンス・アート・フェスティバル」開催（2.24–27長野県県民会館）。1995年に日本（東京＋長野）国際パフォーマンス・アート・フェスティバルとなり、翌年以後日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル（NIPAF、ニパフ）として現在も続く。

1993年

3月26日日本

日中美術シンポジウム（1993年）

93 東京・日中美術シンポジウム　日本と中国における近代美術とは何か（3.26–3.27　日経ホール）
美術評論家連盟、中国美術家協会、日本中国文化交流協会、日本経済新聞社が主催
日本＝河北倫明、富山秀男、陰里鉄郎、鶴田武良、岩崎吉一、加山又造、細野正信、島田康寛、利根山光人、峯村敏明、中村英樹、針生一郎、ヨシダ・ヨシエ、海上雅臣、瀧悌三、鈴木進、中国＝王琦、靳尚誼、鍾涵、鄧福星、劉曦林、陶勤

1993年

5月2日日本

中国農民版画展　

中国農民版画展（5.2–6.6　岩国市立博物館岩国徴古館）　

1993年

5月27日日本

第４回アセアン漫画家展

第４回アセアン漫画家展　漫画に見る変わりゆくアジア（5.27–6.13　国際交流基金アセアン文化センター）

1993年

6月オーストラリア

アジア太平洋美術の雑誌創刊

『アート・アンド・アジア・パシフィック』創刊。

1993年

6月13日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレ（1993年）の中国・韓国作家

第45回ヴェネチア・ビエンナーレ（6/13 – 10/10）で「中国の新絵画」開催。方力鈞、丁乙らが出品。

1993年

7月6日日本

日本・シンガポール現代美術展

「カオスと向きあう絵画の諸相―日本シンガポール現代美術展」（7.6–7.25　国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー／東京）開催。

1993年

7月24日日本

韓国現代美術展

韓国・現代美術の12人展（7.24–9.15　宮城県美術館）

1993年

8月21日日本

ユック・クンビュン展

ユック・クンビュン展　陸根丙（8.21–9.3　Gallery Q）
25日にシンポジウム

1993年

9月ミャンマー

芸術大学開校（ヤンゴン）

国立芸術文化大学開校。

1993年

9月17日オーストラリア

第1回アジア太平洋トリエンナーレ（APT）

「第1回アジア太平洋現代美術トリエンナーレ」（9.17–12.5　クイーンズランド美術館／ブリスベン）開催。出品作家76人のうち34人が東南アジア作家。

1993年

9月24日カンボジア

カンボジア王国成立

カンプチア人民共和国からカンボジア王国に移行、ノロドム・シハヌークが国王に復位。

1993年

10月6日日本

上海現代美術展

上海現代美術展（10.6–10.18　横浜市民ギャラリー）
横浜・上海友好都市提携20周年記念
主催＝横浜市、開催企画実行委員会

1993年

10月20日日本

インド美術コレクション展

インド現代美術展　グレンバラ美術館所（10.20–11.14　そごう美術館）
主催＝財団法人そごう美術館、読売新聞社

1993年

11月2日バングラデシュ

第6回バングラデシュ・ビエンナーレ

第6回バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ（11.2–11.30　バングラデシュ・シルパカラ・アカデミー）
日本コミッショナー＝水沢勉

1993年

11月29日日本

〈星星〉回顧展

「星星15年　中国現代美術の歩み」展（11.29–12.18　東京画廊）開催。

1993年

11月29日日本

中国現代美術展

中国現代美術「今」展（11.29–12.18　SOKO東京画廊）

1993年

12月9日日本

日本・タイ現代美術展

「日本・タイ現代美術　ビヨンド・ザ・ボーダー─境界を越えて」展（12.9–12.16　P3 Art and Environment／東京）開催。キュレーター＝たにあらた（美術評論家）。シラパコーン大学アート・ギャラリー／バンコクに巡回（1994.2.14–27）。

1993年

12月31日シンガポール

パフォーマンスへのバッシング

「美術家総会」（フィフス・パッセージ・ギャラリー）での同性愛者へのバッシングを批判するジョゼフ・ンの陰毛を剃るパフォーマンスが問題とされ、以後シンガポールでのパフォーマンスが届け出制になる。

1994年

1月14日日本

中国・韓国・モンゴル現代美術展

中国・韓国・モンゴル現代美術展　いま、時代の清新な息吹を（1.14–2.13　秋田県総合生活文化会館・美術館）
協力＝福岡市美術館

1994年

1月17日日本

パク・ソボ展

朴栖甫展（1.17–2.5　東京画廊）

1994年

1月17日日本

ワン・シンピン（王新平）展

王新平：宇宙的遺伝子解像　惑星環境の染色変移―足跡（1.17–2.1　東京画廊SOKO）

1994年

1月26日日本

東アジア現代美術作家展　

亜細亜散歩　東アジア現代美術作家展（1.26–2.12　資生堂ギャラリー）

1994年

2月5日韓国

国家機関による初の民衆美術展

「民衆美術15年 1980-1994」展（2.5–3.16　国立現代美術館／果川）開催。国立機関で最初の民衆美術展。

1994年

2月8日日本

インド作家個展

「アジア現代作家シリーズⅦ　ドルヴァ・ミストリー展」（2.8–3.27　福岡市美術館）開催。

1994年

2月14日日本

韓国写真家展

韓国写真の新しい風　韓国若手写真家11人展　セロウン・パラム（2.14–3.11　ガーディアン・ガーデン）
企画協力＝飯沢耕太郎、金升坤（キム・スンコン）　3/4にシンポジウム

1994年

2月16日アメリカ

在米アジア系作家展

「アジア／アメリカ　現代アジア系アメリカ美術のアイデンティティ」展（2.16–6.26　アジア・ソサエティ・ギャラリー／ニューヨーク）開催。マーゴ・マチダ企画。ほかアメリカ6会場を巡回。ハン・ティ・ファム、ザリナ、マニュエル・オカンポ、ツェン・クオンチらが出品。

1994年

2月17日インド

第8回インド・トリエンナーレ

第8回インド・トリエンナーレ（2.17–3.15　ラビンドラ・バワン・ギャラリー、国立近代美術館、全インド美術工芸協会）
日本コミッショナー＝峯村敏明

1994年

3月6日日本

蔡国強展

「蔡国強展　環太平洋より」（3.6–3.31　いわき市立美術館）開催。

1994年

5月9日日本

ツァイ・グオチアン（蔡国強）展　

蔡国強展　炎について　1992–1994プロジェクトより
（5.9–5.28　東京画廊）

1994年

6月7日日本

アン・ソングム展（ギャラリーマロニエ, 1994年）

安星金展　仏陀の音、ヨゼフ・ボイスへのオマージュ（6.7–6.12　ギャラリーマロニエ）

1994年

6月12日台湾

高雄市立美術館開館

高雄市立美術館開館。

1994年

6月14日中国

張洹のパフォーマンス

張洹がパフォーマンス《12㎡》を東村でおこなう。

1994年

7月8日日本

第9回「第三世界とわれわれ」展

第三世界とわれわれ［第9回展］　アジアの平和と共生のために　戦争の後始末を（7.8–7.17　東京都美術館第１・第２彫塑室）
7.10にシンポジウム。

1994年

7月28日ベトナム

ASEAN加盟

ベトナムがASEANに加盟。

1994年

8月30日日本

ナム=ジュン・パイク展

ナム=ジュン・パイク展（8.30–10.23　福岡市美術館）

1994年

9月5日日本

チョン・チャンソプ展

丁昌燮展（9.5–9.26　東京画廊）

1994年

9月7日日本

フォークアートから現代インスタレーションまで

「アジアの創造力展　アジア競技大会広島アートフェスティバル第1部　現代のフォーク・アート」、「第２部　アジアの現代絵画、彫刻」（9.7–11.13　広島市現代美術館）。「第3部　アジアのインスタレーション・ワーク」（9.18-11.6）開催。

1994年

9月10日日本

第4回アジア美術展が全国的な話題に（アジア美術ブーム）

「福岡市美術館開館15周年記念　第4回アジア美術展―時代を見つめる眼」（9.10–10.16　福岡市美術館）開催。
特別部門「リキシャ・ペインティング　バングラデシュのトラフィック・アート」展とワークショップ開催。箱根･彫刻の森美術館（95.1.1–2.12）、秋田県総合生活文化会館アトリオン美術ホール（2.17–3.21）、世田谷美術館（4.5–5.14）に巡回。1990年前後に中国や東南アジアで登場した政治的テーマの作品、ワークショップ（滞在制作）により、インスタレーション、パフォーマンスを紹介し、東京に巡回したこともあり全国から注目を集める。広島市現代美術館の「アジアの創造力展」ほかや国際交流基金のシンポジウムとあわせて「アジア美術ブーム」と言われた。

1994年

9月18日日本

アジアの創造力展

アジアの創造力展　第３部　アジアのインスタレーション・ワーク（9.18–11.6　広島市現代美術館）
この年の「アジア美術ブーム」の一環となる。
9.18にタン・ダウ、ユク・グンビョンがパフォーマンス。　

1994年

9月20日日本

蔡国強展

「混沌　蔡国強展」（9.20–11.3　世田谷美術館／東京）開催。

1994年

9月23日日本

アジア美術と工芸

アジアの心とかたち（9.23–10.10　NTTクレドホール）
アジア競技大会広島アートフェスティバル　アジアの工芸をめぐって「その源流から現代美術まで」　１「かたちのクロスロード」〔物質と想像力〕展、２「茶と珈琲が織りなすアジアの心」展

1994年

9月26日日本

韓国作家二人展

アジアの新風　韓国の現代美術展（9.26–10.15　草月美術館）

1994年

9月26日日本

中国年画展

中国年画版画展（9.26–10.21　日本大学芸術学部芸術資料館）

1994年

10月1日日本

ミュージアム・シティ・天神［超郊外］

ミュージアム・シティ・天神’94　超郊外（10.1–10.30　天神、能古島）
第４回アジア美術展のワークショップにも参加したタン・チンクアンが10.1に能古島でパフォーマンス、ヘリ・ドノが10.5に福岡県立美術館でパフォーマンス。

1994年

10月4日日本

美術・工芸・デザインの素材

素材の領分　素材を見直しはじめた美術・工芸・デザイン（10.4–11.27　東京国立近代美術館工芸館）

1994年

10月8日日本

台湾の現代美術

台湾の現代美術4人展（10.8–11.16　ヨコハマポートサイドギャラリー）
主催：三井不動産、相模鉄道
後援：台北駐日経済文化代表處
企画運営：YCSアート委員会／東京画廊　ヒノギャラリー　上田カルチャープロジェクト　南天子画廊　佐谷画廊

1994年

10月14日日本

国際交流基金による初のアジア美術シンポジウム

現代美術シンポジウム1994 アジア思潮のポテンシャル（10.14–10.15　国際交流基金会議場／東京）開催。

1994年

10月18日日本

ミティラー文化展

インド・ミティラー地方の儀礼と民俗画：魂の原風景（10.18–11.23　福岡市博物館）
協力：ミティラー美術館

1994年

10月25日中国

初の中韓日作家合同展

「’94北京・国際交感芸術祭　今こそ東洋の夢」（10.25-31　首都師範大学美術館／北京）開催。中国・韓国・日本作家合同による初の文化交流展。1995年に韓国の京畿道アートセンターに巡回後、キリンプラザ大阪（7.20–8.3）、国際交流フォーラム（東京、8.23- 9.5）で開催。

1994年

11月21日日本

スン・リアン（孫良）・ゾン・ハイドン（宗海冬）展

孫良・宗海冬：上海から（11.21–12.17　東京画廊SOKO）

1994年

12月7日日本

「非常口」記録展

中国前衛美術家展　非常口　記録（12.7–12.24　モダンアートバンク　ヴァルト）

1995年

日本

国際交流基金アジアセンター

国際交流基金アジアセンター（初代）発足

1995年

1月中国

日中美術シンポジウム（1995年）

日中美術シンポジウム　21世紀に向かう東洋美術
団長の鈴木進、副団長の陰里鐵郎、針生一郎、ヨシダ・ヨシエ、川口直宜、海上雅臣氏、島田康寛、峯村敏明
中国側からは華夏、王琦、李天祥、姚有多、靳尚誼、鍾涵、金維諾、邵大箴、王宏建、詹建俊、孫克、夏碩琦、王仲、陳瑞林、劉曦林、陶勤の16名が出

1995年

2月24日日本

スニティ・チャクマ展

スニティ・チャクマ展　作品で訴えるバングラデシュ少数民族の現実（2.24–3.8　枚方市民ギャラリー）

1995年

2月25日日本

アジア現代美術展（幸福幻想）

「幸福幻想　アジアの現代美術作家たち」（2.25–3.26　国際交流フォーラム／東京）開催。キュレーター＝清水敏男。

1995年

3月14日日本

バリ作家個展

「アジア現代作家シリーズⅧ　モコ展　バリ：〈パラダイス〉の窃視」（3.14–4.23　福岡市美術館）開催。

1995年

6月11日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレの韓国作家

第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ(6.11–10.15）
コミッショナー＝イ・イル

1995年

6月12日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレの韓国作家

第46回ヴェネチア・ビエンナーレで「虎の尾　95ヴェネチアの15人の韓国作家」（6.12–10.14）開催。キュレーター＝パク・レギョン、ジノ・ディ・マッジオ、イ・ヨンウ。

チョン・スーチョンが受賞。

1995年

6月13日日本

日韓現代美術展

日韓現代美術展　アジアからアジアへ［to A- from A］1995（6.13–6.25　神奈川県民ホールギャラリー）

1995年

7月8日日本

タイ作家展

バンコクの熱い風（7.8–8.7　ノブギャラリー）　

1995年

7月14日日本

日韓現代美術展

環流　日韓現代美術展（7.14–9.3　愛知県美術館、名古屋市美術館）
愛知県美術館・名古屋市美術館共同企画

1995年

7月20日日本

日・韓・中作家展

New Asian Art Show – 1995: Now A Dream of East　日本　韓国　中国（7.20–8.3　キリンプラザ大阪）
プロデューサー＝三澤憲司。20日に参加作家・谷新、南嶌宏によるフリートーク。国際交流フォーラム(1995.8.23- 9.5)に巡回。

1995年

7月24日日本

アジア漫画家展始まる

第1回アジア漫画家展　漫画で見るアジア女性（7.24–8.10　国際交流フォーラム）
国際交流基金主催　

1995年

7月29日日本

韓国現代美術展

「こころの領域—1990年代の韓国美術展」（7.29–10.10　水戸芸術館現代美術ギャラリー）開催。

1995年

8月5日日本

ジュ・ミン（朱銘）展

朱銘展（8.5–10.15　彫刻の森美術館ニキホール・マルチホール緑陰広場）

1995年

9月4日日本

中国写真3人展

徐志偉、邢丹文、盧志榮　現代中国の写真家・3人展（9.4–9.22　東京画廊）

1995年

9月5日日本

韓国作家個展

「アジア現代作家シリーズⅨ　キム・ヨンジン展　韓国のテクノロジー・アーティスト」（9.5–11.5　福岡市美術館）開催。

1995年

9月11日日本

バングラデシュ作家展

バングラディッシュの作家達展（9.11–9.26　ぎやらりいセンターポイント）

1995年

9月20日韓国

第1回光州ビエンナーレ

「第1回光州ビエンナーレ　境界を越えて」開催。58ヶ国の660作家が出品。芸術監督はイ・ヨンウ、アジア地域キュレーターはオ・グァンス。

1995年

9月29日日本

インドのフォークアート展

原インド・いのちの鼓動（9.29–12.6　フジタヴァンテ）

1995年

9月30日日本

ナム・ジュン・パイクが福岡アジア文化賞

ナム・ジュン・パイクが第6回福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞
9.30にNHK福岡放送局T1スタジオでパフォーマンス『帰去来』。風倉匠、小杉武久、邦千谷が共演。

1995年

10月3日日本

インド現代美術展

インド現代美術展（10.3–10.8　アート・ミュージアム・ギンザ、永井画廊）
企画・主催＝さららアートセンター、永井画廊　後援＝インド大使館、エア・インディア　エッセイ：パリトッシュ・セン

1995年

10月8日日本

中国の洋風画展

中国の洋風画　明末から清時代の絵画・版画・挿絵本（10.8–11.26　町田市立国際版画美術館）

1995年

10月8日日本

戦争テーマの展覧会

アジアのピースアート展　戦争と芸術’95（10.8–12.17　ピースおおさか特別展示室）
戦後50周年記念事業・特別展　第４回大阪生涯学習フェスティバル協賛

1995年

10月28日日本,インドネシア,フィリピン,タイ

東南アジア三か国の近代美術展

「アジアのモダニズム　その多様な展開：インドネシア、フィリピン、タイ」（10.28–12.3　国際交流フォーラム／東京）開催。メトロポリタン・ミュージアム・オブ・マニラ、バンコク国立美術館、インドネシア教育文化省ギャラリーに巡回。

1995年

11月6日日本

イ・ウーファン展

李禹煥展（11.6–11.25　東京画廊）

1995年

11月11日日本

ミュージアム・シティ・天神ワークショップ

ミュージアム・シティ・天神　アート・ピクニック’95（11.11–11.20　ワークショップ=11.11–12 福岡ボート、展示=11.14–20 天神各地）

1995年

11月19日タイ

チェンマイの都市型現代美術展に日本作家が参加

「第3回チェンマイ・ソーシャル・インスタレーション」（11.19–96.2.19）開催。山出淳也、中村政人、曽根裕、藤浩志、アマンダ・ヘン、リー・ウェンらが参加。

1995年

12月5日日本

バリ作家展

「描かれた魔力　1930年代バリ島バトゥアンの絵画」（12.5–96.1.21　福岡市美術館）開催。

1996年

インド

美術雑誌創刊

『アート・インディア』創刊。

1996年

香港

オールタナティブ・スペース「パラ／サイト」始動

パラ／サイト・アート・スペースがオープン。

1996年

1月16日日本

「先端をいく」アジア作家のイベント

アジア・エッジ1996（1.16–2.2　P3 art and environment）

1996年

1月21日シンガポール

シンガポール美術館開館

シンガポール美術館開館、「近代とその超克　東南アジア美術のテーマ」展と「水路と合流　シンガポール美術史」展（1.21–4.20）開催。

1996年

2月3日日本

アジア現代美術セミナー

第７回日文研公開セミナー「現代藝術とアジアIII　わが愛するアジア美術」
日文研ホール（国際日本文化研究センター講堂）
国際日本文化研究センター主催
ジョン・クラーク、酒井忠康、黒田雷児、清水敏男、千葉成夫　挨拶＝芳賀徹

1996年

2月9日日本

インド・ミティラー美術展

インド・ミティラー美術展　母から娘たちへ伝えられた民族画とテラコッタの世界（2.9–2.28　すみだリバーサイドホールギャラリー）

1996年

3月18日中国

上海ビエンナーレ始まる

上海ビエンナーレ　開放的空間（3.18–4.7）

1996年

5月30日日本

ナウィン・ラワンチャイクン展

ナウィン・ラワンチャイクン「アテンション・プリーズ」（室住団地、室見川沿い）

1996年

5月31日日本

香港写真展

「香港變奏　香港写真の現在」（5.31–7.14　タワーギャラリー／横浜）開催。三菱地所アルティアム（福岡　11.7-12.8）に巡回。

1996年

6月22日日本

G. S. カビール展

G. S. カビール展　Harmony & Melody, Unknown & Curiosity（6.22–7.6　名古屋画廊）
Abstract Harmony ４など35点。横浜美術館アートギャラリーに巡回。Art Box共同開催。

1996年

7月13日台湾

台北ビエンナーレ始まる

台北ビエンナーレ　台湾芸術のアイデンティティ（7.13–10.13）

1996年

8月19日日本

韓国作家陶板作品展

韓国現代作家　丁昌燮・金昌烈・朴栖甫　陶板作品展（8.19–8.29　東京画廊）

1996年

8月24日日本

第２回アジア漫画家展

第２回アジア漫画家展　私の国の人口問題」（8.24–9.12　国際交流フォーラム）
国際交流基金主催　

1996年

8月31日日本

中国全国美術展（第8回）選抜展

現代中国の美術　中国第8回全国美術展受賞・優秀作品による（8.31–9.23　福岡市美術館）
国立国際美術館（7/18-8/25）、長崎県立美術博物館（5/16-6/2）に巡回

1996年

9月7日日本

ベトナムの絵画展

ベトナムの絵画の現在展　ドイモイ以降の美術の胎動（9.7–10.2　フジタ・ヴァンテ・ミュージアム）

1996年

9月14日日本

G. S. カビール展

G. S. カビール展　Abstract Thought （9.14–10.13　横浜美術館アートギャラリー）

1996年

9月25日日本

韓国現代美術展

「90年代の韓国美術から　等身大の物語」（9.25–11.17　東京国立近代美術館）開催。国立国際美術館（大阪　12.5- 1.26）に巡回。

1996年

10月1日日本

ミュージアム・シティ・天神

ミュージアム・シティ・天神’96　光合成（10.1–10.30　天神とその周辺）

1996年

10月3日アメリカ

アメリカ初のアジア現代美術展

「アジアの現代美術　伝統／緊張」（10.3–12.23　アジアソサエティー・ギャラリー、ニューヨーク大学グレイ・アート・ギャラリー、クイーンズ美術館）開催。タイのアピナン・ポーサヤーナンによる企画。アメリカでの初の本格的なアジア現代美術展。カナダ、オーストラリア、台北に巡回。

1996年

10月8日日本

コー・ナッポン展　

コー・ナッポン（高楽範）Portrait Museum（10.8–11.2　モマ・コンテンポラリー）　

1996年

10月12日日本

日中韓現代美術展

「火の起源と神話　日中韓のニューアート」展（10.12–12.8　埼玉県立近代美術館）開催。

1996年

10月14日日本

マダン・ラル展

Madan Lal彫刻展（10.14–10.19　ギャラリーせいほう）
後援　インド大使館

1996年

11月2日日本

方力鈞展

「方力鈞　物語なき時代の人間像」展（11.2–12.1　国際交流フォーラム／東京）開催。

1996年

12月6日日本

水をめぐる展覧会

アクア・アジア展（12.6–12.20　りんくうゲートタワービル6F国際会議場）

1996年

12月8日パキスタン

国際ワークショップ

ラホール国際ワークショップ（12.8–12.22　国立美術大学／ラホール）開催。ニロファール・アクムット企画で、福岡の第4回アジア美術展で知り合った藤浩志とリー・ウェンが参加。

1997年

インド

レジデンス等企画組織〈コージ〉始動

コージ・アーティスト・ワークショップがオープン。

1997年

1月17日日本

中国作家二人展

亜細亜散歩二　Part 1　心動（1.17–2.8　資生堂ギャラリー）
キュレーター＝費大為

1997年

1月25日日本

中国農民画展

中国春節展　農民画の世界（1.25–2.21　日中友好会館美術館）

1997年

2月4日日本

在米ベトナム作家個展(アジア現代作家シリーズ最終回）

「アジア現代作家シリーズⅩ　ハン・ティ・ファム展　ベトナム×アメリカ　わが身を奪還せよ！」（2.4–3.30　福岡市美術館）開催。シリーズ最終回。

1997年

2月14日日本

韓国作家二人展

亜細亜散歩二　速度（2.14–3.8　資生堂ギャラリー）
キュレーター＝金宣延（キム・ソンジョン）

1997年

3月2日タイ

女性作家交流展「ウーマニフェスト」

「ウーマニフェスト　国際女性美術交流展」開催」（バンコク：コンクリート・ハウス、ノンタブリ：バーン・チャオ・プラヤ）。アドバイザーはソンポーン・ロドブーン、ジャンタウィパ・アピスク、チュンポン・アピスク。

1997年

3月3日日本

ツァイ・グオチアン（蔡國強）展

蔡國強特別展示（3.3–3.31　東京画廊）

1997年

3月8日日本

中国現代美術展「不易流行」（東京ほか）

「不易流行　中国現代美術と身の周りへの眼差し」（3.8–4.19　キリンアートスペース原宿／東京）開催。キリンプラザ大阪（5.9-6.8）、三菱地所アルティアム（福岡　8.30-10.5）に巡回。

1997年

3月14日日本

日中韓作家展

亜細亜散歩二　Part 3　超日常主義（3.14–4.5　資生堂ギャラリー）
キュレーター＝清水敏男

1997年

4月1日日本

モンティエン・ブンマー展

モンティエン・ブンマー展（4.1–4.27　ヒルサイド・ギャラリー）

1997年

4月5日日本

中国現代美術展（ワタリウム）

「中国現代美術’97」（4.5–7.27　ワタリウム美術館／東京）開催。ジャン・ホワンがパフォーマンス。

1997年

4月12日日本

東南アジア現代美術展（東京都現代美術館）

国際交流基金アジアセンター共催により「東南アジア1997　来るべき美術のために」（4.12–6.1　東京都現代美術館）開催。広島市現代美術館（8.2-9.15）に巡回。

1997年

4月25日日本

キム・チャンヨル展

開館記念展　金昌烈展（4.25–7.21　水の国／ミュージアム104°）
上田雄三プロデュース

1997年

5月9日日本

東南アジア近代美術展

「東南アジア―近代美術の誕生」展（5.9–6.8　福岡市美術館）開催。インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの近代美術を本格的に紹介する日本で初の展覧会。広島県立美術館（6.17–7.13）、静岡県立美術館（7.19–8.31）、東京都庭園美術館（9.6-10.12）に巡回。

1997年

6月2日ブータン

美術工芸学校創立

国立技術訓練局により十三工芸美術学校創立。

1997年

6月15日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレの韓国作家

第47回ヴェネチア・ビエンナーレ(6.15–11.4）
コミッショナー＝オ・グァンス

1997年

6月15日日本

福岡市美術館所蔵アジア作品展

福岡市美術館所蔵　アジア美術の新世代（6.15–7.13　米子市美術館）　
愛媛県立美術館（7.19–8/7）、都城市立美術館（8.15–9.15）に巡回。

1997年

6月20日ドイツ

アンチ・ドクメンタ展の蔡国強

「他者との遭遇」（6.20–9.28　カッセル／ドイツ）開催。プロジェクトグループ・シュトッフヴェクセル企画。蔡国強が爆発プロジェクトで参加。

1997年

7月タイ

アジア通貨危機始まる

バーツが下落。タイ、インドネシア、韓国をはじめアジア各地で通貨危機を引き起こす。

1997年

7月1日香港

香港の中国返還

香港が中華人民共和国に返還され、150年以上におよぶ英国統治が終わる。

1997年

7月14日日本

ホアン・ルイ（黄鋭）展

黄鋭展（7.14–8.2　東京画廊）

1997年

7月18日日本

スパチャイ・サートサーラ展

アジア現代美術　スパチャイ・サートサーラ展（7.18–9.24　ヨコハマポートサイドギャラリー）
主催：三井不動産、相模鉄道
協力：国際交流基金バンコック日本文化センター
企画運営：YCSアート委員会／上田カルチャープロジェクト　佐谷画廊　東京画廊　南天子画廊　ヒノギャラリー

1997年

7月18日日本

ベトナム若手作家展（1回目）

ベトナム若手作家3人展　Go to Japan for Touring（7.18–8.23　ミヅマアートギャラリー）

1997年

7月19日日本

第３回アジア漫画家展

第３回アジア漫画家展　漫画で見るアジアの食卓（7.19–8.11　国際交流フォーラム）
主催＝国際交流基金。

1997年

7月23日ラオス／ミャンマー

ASEAN加盟

ラオスとミャンマーがASEANに加盟。

1997年

7月25日日本

中国作家展

China Now　開放に向け加速する作家たち（7.25–8.31　キリンアートスペース原宿、渋谷パルコスクエア）　
キリンプラザ大阪に巡回（1998年1月9日-2月25日）

1997年

8月5日日本

キム・スージャ展

金守子　演繹的オブジェ（8.5–8.30　アキライケダギャラリー）

1997年

8月24日日本

インドネシアの写実主義絵画展

「The Mutation　インドネシア・リアリズム絵画とその変容」展（8.24–9.7　国際交流フォーラム／東京）開催。

1997年

8月24日日本

アジ美開館PRイベント1：ホセ・マセダ演奏

アジア美術フォーラム（福岡市アジア美術館（仮称）の開館にむけて）　「ホセ・マセダの音の世界　千人の竹の響き」（福岡市庁舎広場）

1997年

8月28日日本

台湾現代美術シリーズ始まる

モマ・コンテンポラリー企画で「台湾現代芸術序幕系列」シリーズ開始（三菱地所アルティアム）、計10回開催

1997年

8月30日日本

バリ島絵画展

神秘と絢爛のバリ島絵画　その展開と軌跡展（8.30–9.15　岩手県立博物館）
世田谷美術館に巡回。日本・インドネシア友好祭の一環　インドネシア共和国教育文化省、バリ州政府、チプタ・ブダヤ・バリ財団日本代表部ほか主催。

1997年

8月31日日本

アジ美開館PRイベント2

アジア美術フォーラム　福岡市アジア美術館（仮称）の開館にむけて（8.31–9.7）
（トークショー）イムズホール、（ワークショップ）奈良屋小学校講堂、奈良屋公民館
トーク・ショー「アジア美術―暮らしに生きる夢のかたち」（9.7）　後小路雅弘、長谷川時夫、谷川晃一、木下直之
ワークショップ「親子で体験！みんなでインドの絵を描こう」（8.31、9.1、9.2）　ボーワ・デーヴィー、ヴィムラー・ダッタ

1997年

9月3日日本

オ・スーファン展

呉受桓　New Paintings（9.3–9.27　アキライケダギャラリー）

1997年

9月8日日本

シュ・ビン（徐冰）展

徐冰展（9.8–9.27　東京画廊）

1997年

9月29日日本

ハ・ジョンヒョン展

河鍾賢展（9.29–10.28　鎌倉画廊）

1997年

10月10日日本

国際交流基金によるシンポジウム

国際シンポジウム「再考：アジア現代美術」
（10.10–10.11　国際交流フォーラム）
国際交流基金アジアセンター主催

1997年

10月27日日本

グアン・ウェイ（關偉）展

關偉展（10.27–11.14　東京画廊）

1997年

11月26日オーストリア

都市型アジア美術等世界巡回展

「シティーズ・オン・ザ・ムーブ」（11.26–98.1.18　ウィーン・ゼセッション）開催。ボルドー、ニューヨーク、ハムルビーク（デンマーク）、ロンドン、バンコク、ヘルシンキに巡回。ハンス・ウルリッヒ・オブリストとホウ・ハンルウによる企画。アジアとヨーロッパ150人のアーティスト、建築家、都市設計家を集め、世界的に生起しているグローバリゼーションと超都市化のインパクトについて考える最初の展覧会となる。

1997年

12月1日日本

ファン・ウォンチョル、テオ・ジュニ 2人展

黄元喆　テオ・ジュニ（張儒儀）展（12.1–12.6　九州産業大学ギャラリー）

1997年

12月3日インド

第9回インド・トリエンナーレ

第9回インド・トリエンナーレ（12.3–12.31　ラビンドラ・バワン・ギャラリー、国立近代美術館、マックス・ミュラー・バワン）
日本コミッショナー＝峯村敏明
このときから図録大型化、カラー化

1997年

12月26日日本

中国年画展

新春のいのり　中国山東省木版年画展（12.26–3.1　山口県立萩美術館・浦上記念館）

1998年

インド

美術家組織〈オープンサークル〉始動

トゥシャー・ジョーグとシャルミラ・サマントが〈オープンサークル〉を創立。のちにアルチャナ・ハンデ、シルパ・グプタも参加。数々の路上アクションやアート・フェスティバルを企画開催。

1998年

インドネシア

私立美術館開館

スラサール・スナリヨ・アートスペースがバンドンにオープン。

1998年

ブータン

ブータン初の現代美術グループ

〈ティンプ—自発的アーティストスタジオ(Voluntary Artists’ Studio Thimphu, VAST)〉創立。美術教育、ワークショップ、展覧会などを実施。

1998年

1月5日日本

マー・リュウミン（馬六明）展　

馬六明展（1.5–1.17　Gallery Q & QS）
画廊企画

1998年

2月5日日本

G. S. カビール展　

G. S. カビール展（2.5–2.14　名古屋画廊）　
Tension of Nature等35点　(Art Box)

1998年

3月20日韓国

釜山に大型美術館開館

釜山市立美術館開館。

1998年

3月28日日本

ナウィン・ラワンチャイクンのプロジェクト

室住のページ（3.28–4.10　室住団地内サニー室住店前／福岡）

1998年

4月6日日本

パク・ソボ展

朴栖甫展（4.6–4.25　東京画廊）

1998年

5月18日インドネシア

反スハルト運動

スハルト退陣を要求する学生たちによる国会議事堂での座り込みが始まる。

1998年

5月20日日本

チュ・ジアホァ（朱嘉華）展

台湾現代芸術序幕系列　朱嘉華個展（5.20–6.20　モマ・コンテンポラリー）

1998年

5月21日インドネシア

大統領の交替

スハルト大統領辞任、ハビビが第3代大統領に就任。

1998年

5月30日日本

インドの伝統芸術展

蘇るインドの伝統芸術展（5.30–7.5　たばこと塩の博物館）

1998年

6月3日台湾

台北ビエンナーレ、国際展へ

「台北ビエンナーレ　欲望場域」（6.3–9.6　台北市立美術館）開催。このときから国際作家を招聘。

1998年

6月5日日本

女性作家交流展

女性作家交流展　Another Landscape　歴史・生命・言葉（6.5–8.9　斎藤記念川口現代美術館）

1998年

6月5日日本

ティナゴーン・ガーソンスワン展

ティナゴーン・ガーソンスワン銅版画展（6.5–7.4　ギャラリー宮脇）

1998年

6月22日日本

キム・ジョンハク展

金鐘鶴展（Ginza Gallery Net ’98）（6.22–7.11　村松画廊）
画廊企画

1998年

6月22日日本

チャン・ルーン展

チャン・ルーン展（ギンザ・ギャラリー・ネット ’98 Hybrid @sia）（6.22–7.4　東京画廊）

1998年

6月27日日本

ジュン・グエン=ハツシバ展

ジュン・グエン－ハツシバ展　“Individuals―Collections”（6.27–7.25　ミヅマアートギャラリー）

1998年

7月1日日本

ジャン・ジエ（姜傑）展

姜傑展（7.1–7.31　ベイスギャラリー）

1998年

7月17日日本

ジュン・グエン=ハツシバ展

ジュン・グエン－ハツシバ展　海外新進日本人作家紹介展７回（7.17–8.9　ザギンザアートスペース）

1998年

7月18日日本

北東アジアの現代美術

ネオ・ラグーン　北東アジアの現代美術（7.18–8.5　新潟県民会館ギャラリー）
コミッショナー＝谷新

1998年

8月マレーシア

政権交代

アンワル・イブラヒム副首相が更迭され、レフォルマシ（改革）運動が進む。

1998年

8月27日日本

台湾作家連続展（1998年　福岡）

「台湾現代美術展　The New Identity　Part1　李明維、梅丁衍、姚瑞中」（8.27–9.15　三菱地所アルティアム／福岡）開催。Part2（9.18-10.4）は候俊明、陳建北。Part3（10.8-10.25）は朱嘉華、王俊傑。MOMA Contemporary企画。

1998年

9月10日日本

インドと荒井寛方展

開館5周年記念特別展　インドと荒井寛方（9.10–11.8　ミュージアム氏家［現・さくら市ミュージアム荒井寛方記念館］）

1998年

9月15日米国

中国現代美術展（米国ほか）

「インサイド・アウト　新しい中国美術」（9.15–99.1.3　アジア・ソサエティ、P.S.1現代美術センター[現・MoMA PS1]／ニューヨーク）開催。サンフランシスコ近代美術館、サンフランシスコ・アジア美術館、モンテレイ現代美術館、メキシコ・タコマ美術館などを巡回。

1998年

9月30日日本

中国美術館収蔵絵画展

中国絵画の50年展　中国美術館収蔵品から（9.30–11.3　日中友好会館美術館／東京）
日中平和友好条約締結20周年記念

1998年

10月1日日本

ミュージアム・シティ・天神

ミュージアム・シティ・天神’98　新古今（10.1–10.30　天神とその周辺）

1998年

10月5日日本

キム・チャンヨル展

金昌烈展（10.5–10.24　東京画廊）

1998年

10月10日日本

バリ島画家ウィアンタ展

マデ・ウィアンタ展　現代バリ島画家の巨星（10.10–11.29　東京ステーションギャラリー）
主催＝東日本鉄道文化財団／読売新聞社
企画協力＝チプタ・ブダヤ・バリ財団日本代表部

1998年

10月10日日本

インドに魅せられた日本画家展

インドに魅せられた日本画家たち：天心とタゴールの出会いから（10.10–11.23　茨城県天心記念五浦美術館）

1998年

10月15日日本

日韓現代美術展

日韓現代美術展　自己と他者の間（10.15–11.23　目黒区美術館）
国立国際美術館に巡回（1999.4.8.- May 16)

1998年

10月17日日本

インド現代美術展

「インド現代美術展　神話を紡ぐ作家たち」（10.17–11.29　国際交流フォーラム／東京）開催。

1998年

10月20日タイ

第1回アジア作家パフォーマンス交流

アジアトピア　公園でのパフォーマンス・アート（第1回アジア作家パフォーマンス交流）、Jaxpa ’98

1998年

11月25日日本

富山妙子・ホン・ソンダム展　

いのちの響き　アートの祝祭　富山妙子・洪成潭作品展（11.25–12.12　川崎市教育文化会館イベントホール）
世界人権宣言50周年記念行事28日にホン・ソンダムによるスライドレクチャー。

1998年

12月21日インドネシア

美術家組織〈タリン・パディ〉始動

〈タリン・パディ〉結成、「5つの文化悪」発表。25人ほどの政治活動家、学生、美術の仕事をする者、独学の美術家らが参加。

1999年

カンボジア

ASEAN加盟

カンボジアがASEANに加盟。

1999年

マレーシア

マラ工科大学創立

マラ工科研究所がマラ工科大学になる。

1999年

日本

タン・ダウが福岡アジア文化賞受賞

タン・ダウが第10回福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞
第10回福岡アジア文化賞受賞記念「タン・ダウの軌跡展」を福岡アジア美術館で開催（9/23-11/7）

1999年

モルジブ

モルジブ国立美術館開館

1999年

2月韓国

ソウルのオールタナティブ・スペース

代案空間ループがオープン。

1999年

2月12日日本

シム・ムンソプ展

沈文燮展（2.12–3.6　東京画廊）

1999年

2月20日日本

中国民間版画展

民衆のいぶき　中国民間版画の彩（いろどり）（2.20–4.4　町田市立国際版画美術館）

1999年

2月26日日本

東アジア友好美術展

東アジア友好美術展：中国遼寧省・ロシア沿海地方・韓国江原道・日本富山県（2.26–5.9　富山県民会館美術館）
主催＝富山県立近代美術館
協力＝中国遼寧省・魯迅美術学院、ロシア沿海地方・プリモーリエ美術館、韓国江原道・韓国美術協会江原道支会

1999年

3月6日日本

福岡アジア美術館開館、第1回福岡トリエンナーレ

福岡アジア美術館開館、「第1回福岡アジア美術トリエンナーレ1999　コミュニケーション～希望への回路」（3.6–6.6）開催。

1999年

3月22日タイ

第2回女性作家展

ウーマニフェスト　国際女性美術交流展（第2回）（3.22–4.4　サランロム公園）

1999年

4月10日日本

東アジアの初期油彩画展

「東アジア／絵画の近代—油画の誕生とその展開」（4.10–5.23　静岡県立美術館）開催。兵庫県立近代美術館（5.29-7.11）、徳島県立近代美術館（7.17-8.29）、宇都宮美術館（9.12-10.20）、福岡アジア美術館（10.30-12.19）に巡回。

1999年

4月11日日本

アジア系アメリカ作家の抽象美術展

「アジア系アメリカ人芸術家1945–1970　伝統と抽象」（4.11–5.30　丸亀市猪熊弦一郎現代美術館）開催。福岡アジア美術館（7.17–8.22）、秋田市立千秋美術館（9.4-10.11）に巡回。

1999年

5月中国

「艶俗芸術」流行

「跨世紀虹彩　艶俗芸術」展（泰達当代芸術博物館／天津）開催。廖雯、栗憲庭の企画。この展覧会で初めて「艶俗芸術」という用語が使われた。

1999年

5月8日インドネシア

国立美術館開館（ジャカルタ）

インドネシア国立美術館が開館。

1999年

5月10日日本

チョン・チャンソプ展

丁昌燮展（5.10–5.29　東京画廊）

1999年

5月28日日本

ナウィン・ラワンチャイクン展

ナウィン・ラワンチャイクン　無を求めて（5.28–6.25　佐谷画廊）
15000本の瓶のインスタレーション、ドローイング

1999年

6月9日イタリア

ヴェネチア・ビエンナーレで蔡国強が受賞

第48回ヴェネチア・ビエンナーレ（6.9–11.7）で蔡国強が《ヴェネツィアの収租院》により国際賞受賞。

1999年

7月1日台湾

台湾初の国立美術館開館

台湾省立美術館が国立台湾美術館に名称変更して開館
行政院文化建設委員会（2012年より文化部）の管轄。

1999年

7月23日日本

ベトナム若手作家展（2回目）

ベトナム若手作家3人展　Memory―Spirit―Pollution（7.23–8.28　ミヅマアートギャラリー）

1999年

8月2日日本

バングラデシュ作家展

バングラデシュの現代作家展（8.2–8.7　アートスペース羅針盤）

1999年

8月20日日本

国際シンポジウム（1999）

国際シンポジウム「アジアの美術：未来への視点」（8.20–8.21　国際交流フォーラム）
国際交流基金アジアセンター主催

1999年

8月28日日本

第４回アジア漫画家展

第４回アジア漫画家展　アジア漫画物語（8.28–9.20　国際交流フォーラム）
国際交流基金主催　
2006年11回まで開催

1999年

8月31日日本

台・日版画交流展

台湾日本現代版画交流展：今日の声・アジアの熱き思い（8.31–9.12　目黒区美術館）
主催＝目黒区美術館／国際版画交流協会

1999年

9月4日韓国

女性美術祭

「女性美術祭　パッチたちのパレード」（9.4–9.27　芸術の殿堂美術館／ソウル）開催。ソン・ヒョンスク、チョン・ジョンヨプ、イ・ブル、ユン・ソクナムらが出品。

1999年

9月28日韓国

韓国民衆美術＋日本JAALA展

KOREA + JAALA展　東北アジアと第三世界美術展　
（9.28–10.6　ソウル市立美術館600年記念館）
主催＝社団法人韓国民族芸術人総連合、東北アジアと第三世界美術展組織委員会（委員長＝ウォン・ドンソク）　主管＝民族美術人協会

1999年

10月日本

ホアン・ヨンピン（黄永砯）展

黄永砯　2000年-2046年の旅行指南（現代美術センターCCA北九州）

1999年

10月25日日本

キム・スージャ展

キム・スージャ　お針子（10.25–11.12　CCA北九州　プロジェクト・ギャラリー）

1999年

11月11日日本

アファンディ展

近代美術シリーズⅠ　アファンディ展　インドネシア近代絵画の巨匠（11.11–2000.1.18　福岡アジア美術館）

1999年

11月16日日本

中国年画展（新潟）

恭賀新禧（ほんほしんし）　中国年画の世界（11.16–2000.2.13　新潟市新津美術館）
主催＝新津市文化振興財団=新津アートフォーラム／新津市・新津市教育委員会
出品協力：町田市立国際版画美術館

1999年

11月20日日本

ティナゴーン・ガーソンスワン展

ティナゴーン・ガーソンスワン新作銅版画展（11.20–12.5　ギャラリー宮脇）

1999年

11月20日タイ

第２回バンコク・アジア・パフォーマンス・アート・フェスティバル

アジアトピアⅡ/1999: 第２回バンコク・アジア・パフォーマンス・アート・フェスティバル